プレスリリース
光のない環境で結晶が壊れにくくなる現象を発見-物質・材料の新しい可能性-
名古屋大学大学院工学研究科の松永克志教授、中村篤智准教授、大島優大学院工学研究科博士後期課程1年の研究グループは、半導体結晶が光のない環境で異常に大きな可塑性(形状変化能力)を示す現象を発見するとともに、そのメカニズムの解明に成功しました。
<ポイント>
・無機半導体の結晶が光のない暗室下で異常に大きな可塑性を示す現象を発見
・光のある環境では、従来同様、壊れやすい性質を持つが、暗室下では金属のように壊れにくい性質を示す
・暗室下の外力で、半導体物性の指標となるバンドギャップを制御可能
・光環境制御による結晶製造技術および脆い材料の利用法や加工技術の革新に期待
詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20180518_engg_1.pdf